高専生採用

INTERVIEW01

世界的なバイクの設計に携われた!
1年目から設計開発エンジニアに

機械設計エンジニア

D.O.さん

香川高等専門学校
機械電子工学科
2023年入社

D.Oさん

学生時代について

実家の近所に高専があったのが全ての始まりです。
近所なので通うのが楽ですし、地元の友達もいますし、就職にも進学にも困らないと聞いていたので、高専に進学することに決めました。
中学時代は、ゲームやネットサーフィンをして夜更かしをする毎日を過ごしていたので、両親からは「就職したら絶対に実家から出ること!」と厳命されていました。
高専では機械設計を専攻していましたが、苦手な科目を避けていたら機械設計になっただけだったので、当然勉学に身が入らず、成績も決して良くありませんでした。
そんな私が、今では休日でも出勤時間には自然と目覚め、「もっと勉強しておけば良かった」「もっと責任感を持って仕事を頑張ろう!」と強く思うのですから、分からないものです。

トーテックグループを知ったキッカケ

高専の授業の1つに、製品企画、設計から製作・加工・テストというモノづくりの一連を学ぶ機会がありました。
高専なので実物や機材も豊富に使って、同級生たちとチームで機械設計、組込み制御、加工技術、製品評価という製造業における職種のイロハも学びました。
ですが、私はその授業で機械設計が全くできませんでした。チームの力になれなかったのが悔しくて悔しくて。
「これは絶対に就職で機械設計エンジニアになって挽回しなければ!」と心に誓いました。

ある時、都市部で開催される就活セミナーに学年全員が参加するという学校行事がありました。
自分なりに「機械設計エンジニアになるには、どんな会社が良いのか」と調べていたのですが、高専卒で設計職に就く事は難しいと感じていました。
かといって、元々が勉強嫌いで進学する気持ちもなくて、どうしようかと各社のブースを見て回っている最中に、採用担当者から「1年目から設計
業務に携われますよ!」と声をかけていただいた事がきっかけで、トーテックアメニティが就活の本命企業になりました。

入社後

「とにかく設計職に就きたい!」「早く現場で鍛えられたい!」、そんな希望が叶って研修後に配属になったのは世界でもトップクラスの製造業のお客様です。
私の最初の仕事は、先輩社員に分からない事を聞きながらのお客様の図面チェックだったのですが、お客様先の設計職の方はもちろん、当社の先輩社員も本当に優秀で圧倒されました。
先輩社員の机の上には専門書が沢山置いてあります。
業務多忙の中で私の面倒を見つつ、どこからそんな学びの時間がひねり出されているのか今でも不思議ですし、アウトプットが的確で迅速で素晴らしく尊敬しています。

念願の設計業務については、細かな部品設計から始まり、その部品は既に製品の一部となり販売されています。
工場で生産の様子も見ることが出来るのですが、やはり機械設計エンジニアとしては、自分が設計したものが形になる瞬間はやりがいを感じますね。

半年後には、ある治具の設計のメインを任せて頂くことが出来ました。
でも、これが本当に大変で。
どうにか完成までこぎつけましたが実力不足を痛感し、進学を選択しなかったことを初めて後悔したくらいです。

全てにおいて勉強不足を感じたのですが、高専科目でいくと特に「工業英語」ですね。
お客様のマーケットはグローバルなので、英語の重要性は当然といえば当然なのですが、英語で図面を書いたり書類作成をしたりする機会が多く、英語対応に時間を取られてしまったんです。
結果、肝心の設計業務に、私としては十分な時間を割けませんでした。
英語に苦手意識がある高専生が多いとは聞いていたものの、私が当時、教授や先輩といった周囲の方々から散々、英語だけは勉強しておいた方が良いと諭されていた理由が分かりました。
出来ることなら過去の自分に、皆さんと同じ様に「しっかり英語だけは学んでおけ」と諭したいですね。

今の目標は機械設計エンジニアの基本「納期厳守で図面作成」、これに尽きます。
そのためには勉強しないと。
会社の研修の種類は多種多様で、オンラインで受けられたり、書籍購入に費用補助が出たりと社員のスキルアップに手を尽くしてくれていますしね。

先輩社員はもちろん、間接部門社員の皆さんともコミュニケーション良く接することが出来ています。
実は体調を崩してしまった時があって。業務も目いっぱいだし、一人暮らしの不安もあって気弱になったのですが、お休みや業務分担などを優しくバックアップいただき安心しました。

社会人になって規則正しい生活も身についたので、両親も喜んでくれていると思います。
学生時代の私を知る教授たちは、今の私の変貌ぶりに驚いてしまうかもしれませんが、もし成績不振や職種に不安がある後輩たちがいれば励みになるかもしれません。
「設計がやりたい」、その気持ちの軸だけで、これだけ変われたのですから。

応募に関しては、マイページよりお願いいたします。

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