Interview 社員インタビュー

Y.S.さん

2011年 再入社

エンジニアリング事業部 技術支援部

マネージャー代行

カムバック採用制度
退職理由

新卒時は「設計開発がしたい」という思いから、ポンプ送風機メーカーグループの会社に入社しました。
しかし、実際に配属されたのは「技術営業職のサービス部門」で、業務内容も「飲食店舗などの改修工事(内装・外装等)における施工管理や営業」などと、設計開発とはかけ離れた業務内容でした。
入社してすぐに転職を考えるようになりましたが、石の上にも三年という言葉がある通り、まずは3年はやり切ろうと考え業務に取り組んでいました。

そして3年が過ぎ、転職活動を始め、「地元で活躍できる、設計開発に携われる」会社を探していた時にトーテックアメニティ株式会社(以下トーテック)に出会いました。
入社をしてからは、「工作機械、搬送設備」などの様々な製品開発に携わる事が出来ました。プレッシャーを感じる場面も多々ありましたが、自身の成長を実感できたので楽しさもありました。
しかしながら、メーカーへの思いが捨てきれない部分があったことから、自動車メーカーのグループ会社へ再転職をしました。

制度利用のきっかけ

再転職先では、産業機械の設計開発に携わることができましたが、エンジニアとして活躍する中で戸惑う部分も多くありました。
特に困ったことは、エンジニアの声が会社(上層部)に届かないというものでした。言うならば、昔ながらのトップダウン会社(社風)です。
より良い製品開発を進めたいと思えば思うほど、もどかしい気持ちを強く感じました。

そんな中、リーマンショックが起こり、その影響で設計部門から製造部門へ応援に行くことになりました。部門を移動したことで、設計開発に携われないだけでなく、給与も上がらないということも重なりました。
エンジニアとしてのキャリアアップを考える中で、トーテックに在籍していた頃のような、「技術のある仕事がしたい」という思いを強く抱えたまま日々を過ごしていました。

そんなとき、偶然にもトーテックで勤務していた頃の上司と街中で出会いました。ふと近況の話をする中で、戻ってきたら?というお声をかけていただけたのが再入社のきっかけです。
お声がけいただいた際、私自身二つ返事で「戻ります」とは言えず、悩む部分もありましたが、「高い技術力で設計開発をしたい」という思いはとても強くあったことから、トーテックへ再入社の気持ちを固めました。
私が悩んでいる期間も、当時の上長は上層部と話を進めて下さっており、いつでも戻れる環境を作ってくれていたことも、本当に嬉しかったです。今でも感謝の気持ちで一杯です。

現在の仕事の様子

様々な製品の設計開発に携わることができており、充実したエンジニアライフを過ごしています。携わってきた製品は、工作機械、搬送設備など多岐に渡ります。
経験を重ねる中で役職も上がっていき、チームマネジメントも任されるようになりました。今では、九州事業所での請負開発などにおける立ち上げの支援や、QMSの導入、運用改善にも取り組むことで、技術における「質の向上」に務めています。

再入社を振り返って

とにかく感じることは、風通しの良さですね。
新しく取り組みたいことへの意見を積極的に出すことができるうえ、否定されない環境が良いです。
必ずそれら意見について、どうすれば良いのかと皆が一緒に考えてくれます。そういった環境であるからこそ、技術力を伸ばしていくことができるものだと思っています。
新しい分野へのチャレンジも可能で、自社製品の開発などにも力を入れていることもありますので、選択や活躍の幅が広くて楽しいです。
営業とエンジニア、それぞれの視点がありますが、連携を強化することで実現できることが増えていますので、会社としても個人としても、更なる成長に期待ができます。

これからの展望

より技術力を持ったエンジニアの育成や、各拠点の設計開発担当者がより深く連携できるように、環境を構築していきたいです。
例えば、昨今では自動車のEV化が進化していたり、半導体業界も成長していたりと、目まぐるしく環境は変わっていきます。
当然、そのなかで昔と現代では求められる技術も人材も変わっていきます。だからこそ、それら時代・環境に沿ったお客様のニーズにお応えできる技術スキルを持った人材が必要なのです。その為にはまず「質の担保」が重要です。
エンジニアの育成と品質管理の両輪に尽力することで、お客様の課題を解決していくことができる環境を作り上げることが大切だと考えています。

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