私の場合は、短大卒業後にワーキングホリデーに半年を参加し、その後は法人営業、空港での手荷物検査の仕事をしていました。
改めて自身の経験を見返した時に、「手に職がない」「資格がない」ということに気づき、短大で情報系を学んでいたこともあり、エンジニアを目指すために、当時から未経験採用を行っていた当社に入社をしました。

入社後は、今でも続けているエンジニア育成の研修制度にてインフラエンジニアの基礎をイチから学びました。
研修後初の配属先では、複数の官公庁様でのサーバ構築など、言われるがまま、ただただ作業をしていましたが、徐々にRFAなどの提案にも参加する様になっていました。

その後も、メールシステム構築やストレージの運用設計など様々な工程を担当して10年ほど経過した頃でしょうか。
技術的な成長については、特に不満もなく、業務に取り組んではいましたが、自身の環境があまり変わっていないことに、ふと不安を覚えたことをきっかけに、新たな環境を求めて、大手Sierに転職をしました。

転職先である、大手Sierでは構築専門部隊に配属され、当時ではまだ目新しかったクラウド環境に関するプロジェクトが多く、システム導入前の構想から、課題点の抽出など多くの業務を担当させて頂きました。
ただ、そこで違和感を覚えたのは、チームで働く環境が整っていなかったことでした。
プロジェクトはチーム制で動いていますが、個人で仕事をしているような雰囲気でした。
もちろん裁量権を持ち、やりがいも感じていましたが、メンバーが次々と変わっていく環境も相まって、自分が理想としているチーム体制とはかけ離れている事が、違和感から不快感/不信感に変わっていきました。

そんな時に、転職後も交流があった元上司に相談をしてみたところ、それであれば「戻っておいでよ」と快く声をかけて頂いた事が、きっかけとなり、元上司から、人事部門や担当役員へ話を進めてもらい、面接を経てトーテックアメニティへのカムバックが決まりました。
トーテックアメニティに戻った時には、若干の恥ずかしさはあったものの様々な人から気さくに声をかけて貰えたことは、とても嬉しかったことを今でも覚えています。

現在は、チームリーダーとしてインフラの設計構築プロジェクトを進めており、同時にメンバーの管理も行っています。
その中で改めて、トーテックアメニティの人を大切にする風土の良さを感じています。

近年では事業部や部門の垣根を越えて、お客様へソリューションを提供する機会も増えており、チームとしてお互いに尊重し相談しながらプロジェクトを進めています。

どんな仕事をするかも大切ですが、　“誰と働くか”　という事も、とても大切です。
他の会社を知ることで、トーテックアメニティの　“人を大切にする”　“チームで業務にあたる”　という社風の良さを再確認することができ、自分自身の価値観と合っている事が認識できました。

今後はまずチームメンバーを増やしいくことが当面の目標です、そこではなんでも話せるような関係・仲間として接していきたいと考えています。
今後、メンバーが自分のチームを持てるようにサポートしていくことがその先の目標です。
そんな未来をトーテックアメニティで実現したい。と、考えています。