ネットワークエンジニア T.K
学生時代は建築を学んでいました。
卒業後は学んだ知識を活かしたいと就職、大型ビルの施工管理をしていました。
現場仕事が多く、本当に1日があっという間に過ぎていく日々でした。
大きなモノづくりに携わっている実感と多くのやりがいも感じていましたが、拘束時間が長く「このまま仕事を続けていくのは難しい」と思い、転職を考え始めました。
前職でPCを使った業務があり、そういった事務仕事の方が現場仕事以上に楽しかったんですよね。
たまたま、SEの友人にそんな話をしたら、SEへの転身を勧められて転職活動を始めました。
企業選びで重要視していたのが、研修制度の充実と企業としての安定性でした。
その考えにピッタリ当てはまったのが当社でした。
当時の研修では、CCENTとCCNAの資格取得をすることが目標にありました。
期間は3ヵ月で当時と現在と変わらないのですが、とにかく必死で勉強したことだけは覚えています。
IT用語って少し独特な言い回しであったり、普段生活していたら使わない言葉ばかりだったりしますから。
とはいえ、研修の中で一番印象に残っている内容は「3分間スピーチ」です。
それまではあまり人前で話す機会がなかったため、端的に相手に伝えるという点に苦労しました。
この研修経験が現在の業務にとても役に立っていると思います。
自治体様からの依頼で、システムの監視から運用、ヘルプデスク、管理業務などを一括して担当しています。
私は総勢19名のプロジェクトリーダーとして、業務管理やお客様との調整、メンバー管理を行っています。
業務そのものについてはチーム制にして、メンバーそれぞれに役割をもってもらっていますが、やはり業務の不明点や課題などは生じます。
そうした場合は、メンバーと一緒になって検証し課題解決へのサポート、必要があればお客様に説明するなどといった対応になります。
私はプロジェクトの責任者として細部までチェックしたり、メンバーの指導も行ったり、現在は作業の自動化にも積極的に取り組んでいます。
作業の自動化に着手したのは、担当している自治体様の規模が大きく、新規で何かを登録しようとすると、2,000件以上になることも多いためです。
実際、それを1つ1つ、メンバーが手作業で入力登録するといったことも過去にはあったんですよ。
その作業を自動化することで、業務効率の向上と人為的なミスの削減を図っています。
過去のプロジェクトで経験したネットワーク監視業務では、複数ユーザーを担当する時期もありました。
感覚的には、常にどこかのユーザーさんのアラームが鳴っているんじゃないかと思ってしまう程の状況でした。
1日10件以上も対応しなければならない日もあり、そんな日は帰宅するとクタクタで、そのまま寝てしまうなんてこともありました。
また、災害対応に追われたこともありました。
災害規模によってはシステム障害が発生しますが、そんな非常時は特に、システムをいち早く復旧させることが何より重要です。
緊張感がある現場で、数ある障害に1つ1つに優先順位を定めて対応していくことを繰り返すことで、技術的もそして精神的にも成長できたと感じています。
仕事のことはもちろんですがプライベートの相談もできる上司が、数多くいると思っています。
前職では自分一人で抱えてしまうことも多かったのですが、現在は多忙でも部下に向き合ってくれる上司がいるので、とても感謝しています。
もちろん自分も、そんな存在になれるように日々意識しています。
プロジェクトリーダーとして必要なものはたくさんあると思いますが、私は責任感がとても大切だと感じています。
私のプロジェクトへの取り組み方次第で、成功にも失敗にも導くことができると思うからです。
また自分がメンバーの手本になれれば、メンバーからの信頼も得られると思っています。
年齢が若いメンバーが多いので、その指導にも注意を払っていますよ。
まずは相手が言われて嫌な気持ちにならないようにすること。
指摘時には、具体的かつ論理立てて筋道が通るように説明することを心がけています。
抽象的な表現を使うと、指摘を受ける側は何に対しての指摘なのか分かりにくくなってしまうからです。
あとは抱え込みすぎないこと。
メンバーはもちろんですが私自身も知識が足りない分野を把握し、状況に応じて外部に助けを求めることもプロジェクトリーダーとして必要だと感じています。
「IT業界未経験でエンジニアを目指したい!」と考えているのであれば、やはり研修制度の充実と成長できる環境が用意されている企業が良いと思います。
当社であればその夢を現実に変えることができると思いますよ。
リーダー職である私自身もエンジニアとして、まだまだスキルアップが必要だと考えています。
ぜひ当社で共に成長しませんか。