システムエンジニア I.K
洋服が好きだったので前職はアパレル業界で、販売員として楽しく働いていました。
ただ、接客販売業です。
頭では分かっていたつもりなのですが、週末は仕事、平日が休日というサイクルが友人達となかなか合わず、小さなストレスとなっていました。
そんな日々の中で、店長になった先のキャリアについての悩みも出てきた頃、不透明な気分のリフレッシュも兼ねて、以前から興味があったプログラミングを始めてみたんです。
独学ということもあり最初は難しかったのですが、1つ1つ、課題のプログラムをクリアしていく感覚がゲームの様で、どんどんのめり込んでいきました。
「自分に合っている仕事はプログラマーかも」と思い、転職を決めたんです。
転職活動の当初は目に留まったIT企業に、やみくもに応募していたので、書類選考で落ちてしまうことも多かったんです。
募集要項をよく読まずに経験者採用に応募すれば、当然、未経験の私はNGになりますよね。
そうした失敗を重ねて、求人内容や会社のHPをじっくり読み込むようになったころに出会ったのが当社です。
当社への応募のキッカケはやはり研修制度でしょうか。
他の企業さんに比べて充実しているように思いました。
面接でも研修内容についてはいくつか質問をしましたし、当社への理解を深めていきました。
実は当時、何社か内定をいただいていたのですが、研修制度と企業規模などを比較して、当社に入社を決めました。
TECゼミと呼ばれている研修の中で、技術系の研修はJavaとSQLを学び、会社指定の関連資格を取得する必要がありました。
難しさについては、まだJavaは良かったんですが、SQLは苦戦したことを今でも覚えています。
またTECゼミは技術的なことはもちろんですが、社会人としての基本を改めて学ぶにはとても良い機会だと感じました。
接客販売業で鍛えられた私ですら「厳しい」と感じる面もありましたが、今となってみれば業務をする上で必要な時間だったと思います。
今まで3つのプロジェクトを経験しています。
最初は先輩が作成したプログラムをテストするところからのスタートでした。
その後、簡単なプログラムを作成しました。
初めての経験ばかりでしたが、メンターの先輩が丁寧に教えてくれたことが印象的でした。
また自分が作成したプログラムを通じてシステムが動くことで、達成感も味わうことができました。
2つ目のプロジェクトでは、要件定義書を読み込んだ後にテスト項目を作成するという業務経験をしました。
テストの経験はありましたが、テスト項目を自ら作成したことはなく苦労しました。
ただ、その分、とてもやりがいがあり、プログラマーとして未熟な自分を成長させてくれた、今の自分を作ってくれたプロジェクトだったと思っています。
現在は、3つ目のプロジェクトである業務システムの運用を中心に携わっています。
ソフトウェアのアップデート対応や検証業務、開発・テスト対応など幅広く担当しています。
入社当時は職人的なIT企業の先入観があって、賑やかな接客販売業出身の自分が職場に馴染めるかどうか、正直なところ不安だったんです。
その先入観や不安は、良い意味で完全に払拭されました。
当然なんですが、色んな趣味を持っている先輩社員がいて、同僚も20~30代が多い印象で、私と世代が近く打ち解けやすいと思っています。
あと、エンジニアらしさというか、フィードバックの際に「どこの何が悪いのか」「どうしたら良かったのか」といった課題に向けた解決方法を、論理的に具体的に教えて貰えるので、とてもありがたいですね。
まずは基本情報技術者試験に合格したいです。
現在のプロジェクトが業務システムなので、インフラエンジニアと一緒に仕事をする機会が増えたのですが、インフラに関する知識不足を痛感しました。
プロジェクトの足を引っ張ってしまってはマズいと思い、資格取得も兼ねて勉強を始めました。
洋服に加え英語も好きなので、TOEICの点数UPを目標に勉強を続けています。
どちらの資格も当社のインセンティブ対象になっていることも魅力的です。
リーダーとしてプロジェクトやメンバーを引っ張っていける存在になりたいです。
私自身がIT業界未経験での入社で、わからないことだらけの中で、上司や先輩に助けられて成長してきました。
私も30代に差し掛かる頃には、若手や未経験入社者を助けられる存在になっていたいのですが、まだまだ知識・技術面について足りないと自覚しています。
日々、謙虚に学び続けています。